【リバース】小説ネタバレ&感想―湊かなえに課せられた課題は小説の最後の一行

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この記事は小説「リバース」原作のネタバレを含みます。

小説の内容は、ドラマの第9話まで。

最終回の第10話は、ドラマのみの完全オリジナルストーリーです。

小説のラスト

 

深瀬(藤原竜也)にとって、友だちと呼べる人間は広沢(小池徹平)だけだった。

深瀬は広沢の両親に本当のことを打ち明ける決心をする。

ゼミ仲間4人のうち誰も口にしようとしなかった、

飲酒運転していたという事実を。

 

飲酒していると知りながら、

嵐のなか村井を迎えに行かせた自分たち4人のことを、

両親は許してくれるのだろうか。

 

大学時代の広沢しか知らなかった深瀬。

告発文を送ってきた犯人を突き止めるため、

広沢は小中学校、高校の友人らに会い広沢という人物像に近づいていった。

そして「広沢由樹(よしき)とは」で始まる文章で埋めていったノート。

このノートを広沢由樹で埋め尽くそう。

「私も手伝っていい?」

コーヒーを注文して戻ってくると、美穂子(戸田恵梨香)が

なにやらノートに書き込んでいた。

「広沢由樹はカモミールティーが苦手」

「広沢由樹は黄色い福神漬けより赤い福神漬けの方が好き」

―なんだくだらないこと、食べ物のことばっかりじゃないか。

美穂子が言った、

「そうだ、広沢由樹は蕎麦が食べられない」

深瀬は広瀬が蕎麦アレルギーだということを初めて知る。

 

そうか、だから道の駅でみんなが天然水の水蕎麦を食べようと言った時、

一人だけ斑丘高原豚カツカレーの店に行ったのか。

別に言ってくれても良かったんじゃないか。

 

マスターがコーヒーを持ってくる。

「二杯目は是非エスプレッソをお湯割にして、これを楽しんで」

小瓶がずらりと並んでいる。蜂蜜だ。

マスターがネットで各地から取り寄せたのだという。

 

薄い色の蜂蜜から濃い色の蜂蜜まで並んでいる。

深瀬は一番端の濃いのを選ぶことにした。

「これは何の蜂蜜かわかる?」

「ハズレ。正解は蕎麦の蜂蜜です。」

「ホントに珍しい、そんなのがあるんですね」と美穂子が隣で言う横で

深瀬の頭の中はあの夜に逆戻りする。

 

蕎麦、蕎麦、蕎麦、蕎麦―

 

広沢を嵐の中へ見送りだす時、

深瀬は得意のコーヒーを広瀬のために淹れたのだった。

昼間道の駅で買った、濃い色の蜂蜜をたっぷり入れて。

 

「こんなことしか出来なくて、ゴメン。」

広沢はサーモカップを持った片手を上げて深瀬に微笑んだ。

「運転手の役得だな、ありがたくいただくよ」

 

深瀬の耳に、広瀬の最後の言葉がこだまする。

「じゃあ、行ってくる」

 

広沢を殺したのは・・・・・・・・

俺だったのか。

 

感想

 

最後の一行を読み終わったあと、

「やば――――――い!!!!!!」

と思わず叫んでしまいました。

 

蕎麦アレルギーだった広沢。

村井を迎えに行く途中、

運転しながら深瀬の淹れてくれたコーヒーを飲んだ途端に、

痙攣を起こして運転を誤り、崖の下に転落してしまった。

そんな情景が浮かんできます。

まさか、深瀬が広沢を殺した実行犯だったなんて。

 

「主人公が真犯人で、当人がそのことに気づくのは最後の最後。」

これが湊かなえに課せられた課題だったそうです。

 

見事に期待を裏切られてしまいました。

湊かなえの小説家力に、脱帽です。

 

ドラマではどのような結末が待っているのでしょうか。

 

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