ホテルにもいろいろな職種がありますが、一番最初に思い浮かぶのは「フロント」の仕事だと思います。
私は従業員400人規模の大きなホテルで働いていましたが、その中でもフロントは花形の部署でした。
一見華やかに見える仕事ですが、仕事内容は結構きついです。
私の同期も、実際のところ半分が3年以内に退職しています。
その際にお世話になった転職サイトがこちら>>ハイクラスの転職はJAC Recruitment
目次
ホテルのフロントで大変なことその1:クレーム対応
私が働いていたのは平均宿泊単価が2~3万円のシティホテル。
客層は6割が外国人で4割が日本人でした。
宿泊に来る人も富裕層が多いので、基本的には礼儀正しく常識のある人が多いです。
しかし、中にはヤクザみたいな客もいます。
ある日
また、クレームを真っ先に言われるのがフロントなので、自分が悪くなくても謝らなければいけません。
理不尽なことを言ってくるお客さんも多いです。
ホテルのフロントで大変なことその2:不規則なシフト勤務
ホテルは24時間営業しています。
もちろん24時間誰かが働かなければなりません。
早番・中番・遅番・夜勤と呼ばれるシフトがあり、早番ばっかりの月もあれば、遅番ばっかりの月もありました。
早番だと始発の電車で出勤するレベルです。
朝4時に起きないといけないので、夜も22時には寝ていました。
遅番だと、終わるのが終電前。
学生時代の友達とは時間が合わないので、だんだんと遊ばなくなりました。
ホテルのフロントで大変なことその3:忙しすぎて時間が一瞬
フロントの仕事は多岐に渡ります。
代表的なものは
- 宿泊客のチェックイン、チェックアウト
- 来館客全般の対応
- 宿泊予約業務
- 電話対応
- キャッシャー業務
- 客室の清掃指示
ベルマンが常駐していないホテルであれば
- 新聞配達
- 宅急便の手配・荷受け
- 宿泊客の荷物の管理
- タクシー手配
本当に「何でも屋」と言ったところでしょうか。
覚えることが多すぎて、慣れないうちは大変です。
アルバイトでも、正社員と同様の知識量を要求されます。
お金の管理もあるので、帳尻が合わなければその日は残業が確定したり。
本当にやることが多すぎて、一日が一瞬でした。
ホテルのフロントで大変なことその4:人間関係
「ホテルマン 性格悪い」の検索ワードで当ブログに来る人がいるのですが、まあ一概には言えないと思います。
大きいホテルよりも、規模が小さいホテルの方が閉鎖的になりやすいため、イジメも発生しやすいみたいです。
時間が不規則なので、オフの日もホテルマン同士で遊ぶことが多いです。
その遊びグループに入れなかったら、仲間外れにされている気分になり・・・ちょっと嫌ですよね。
例外として、人間関係の良いホテルもあります。
私のいたところはサービス精神旺盛な人が多く、教育も熱心だったので、部長や課長などトップの人たちとか本当に尊敬してました。
ホテルからの転職におすすめのエージェント
ホテルのフロントは大変な仕事です。嫌だったら転職したって構いません。
ホテル業界出身の私がおすすめするの転職エージェントは以下の3つ。
①リクナビNEXT
業界最大手で掲載求人も多く、どんな求人があるかとりあえず見てみたいという人におすすめ。
ここにしかない求人が非常に多いので、他の転職エージェントと併用するのもグッドです。
②DODA
実際にエージェント担当さんに相談に行くならここ。
リクナビよりも面談のフォローが手厚いといった口コミもあります。
業界の動向や会社の社風、先輩の情報など幅広くサポートしてくれます。
③JACリクルートメント
ホテル業界出身者なら、「英語に自信がありますよ!てか強みそれしかない」という人も多いと思います。
JACリクルートメントは、英語を活かす仕事や外資系転職に強いのがポイント。
英文レジュメの添削や、英語面談の練習もしてくれます。採用担当者もスキルの高い人が多いです。
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