一生に一度の結婚式。
そんな素晴らしい瞬間に立ち会える仕事が、ウェディングプランナーです。
しかし、そのウェディングプランナーとして働く実態ってどうなのでしょうか。
この記事では、ホテル業界出身の私が、ウェディングプランナーの現状をお伝えします。
目次
ウェディング業界の先行きは不況
ウェディング業界は、少子高齢化のために、これからは厳しい時代だと言われています。
また、最近の若い人は結婚式をあげなかったり、親族のみで小さく行うという傾向も。
ブライダル専門の企業は、こうした業界不況の打撃を受けやすいですが、
ホテルのウェディング部門で働くのであれば、
業界自体は2020年のオリンピックに向けて上昇しているので、ボーナスがなくなるなどの打撃を受けにくいという利点があります。
また、仮にウェディング部門が肌に合わなかった場合に、ホテルの管理部門などへの部署異動を狙うこともできます。
ウェディングプランナーで気になるその1:土日は出勤?
ウェディングプランナーは、お客さんが相談に来る時間に合わせて仕事をするので、基本、土日は絶対出勤です。
平日だと昼の11時や12時~20時までの勤務というシフトもあります。
ウェディングプランナーで気になるその2:激務なの?
月に何件担当を持つかによっても変わりますが、ホテルのウェディングプランナーの場合、多い時で月に8件。
それを全て同時進行でこなすので、多い時は40組位を並行して進めていくことになります。
自分のペースで仕事を進めることはできますが、山のように事務作業があるため、激務です。
自分の担当カップルが式をあげていても、忙しくて挨拶に伺うだけで精いっぱいだったりします。
本当は最初から最後まで見届けたいんですけどね・・・泣
最近ではアルバイトという採用形態もあるので、主婦の方や時間が制限されている方なんかは、アルバイト職で応募してみてもいいかもしれません。
ウェディングプランナーで気になるその3:人間関係は?
基本的には、女性の多い職場です。
女性だらけの職場でも、ストレスに感じない人ならば大丈夫でしょう。
ゆるふわ系女子よりは、バリキャリ系女子の方が多いイメージ。
でも基本的にみんな接客やサービスが好きで入ってくるので、良い人が多いですし、
お局さんからの変なイジメとか、そういった話はあまり聞かないですね。
男性のプランナーも少ないですがいます。
ウェディングプランナーで気になるその4:未経験からでも大丈夫?
未経験からウェディングプランナーに転職される方も多いです。
その際、ブライダルスクールに通った方が有利なのか?という疑問もありますが、個人的には必要ないと思います。
資格を取った方がいいのか?という質問もありますが、これも特に必要ないかと・・・色彩検定なんかは受ける人が多いようですね。
前職で接客経験・営業経験なんかがあると、転職では有利に働くようです。
仮に前職が事務だったとしても、「人と接するのが好きです!」とアピールしてみてください。
ウェディングプランナーは、やりがいがある
- 他の式場と迷っていたカップルが、自分のところに決めてくれた
- 「プランナーさんのお陰で、良い式ができました」と言ってもらえた
- 担当したカップルが、後日またホテルで食事をしてくれた
ウェディングプランナーは、大変だけどもその分やりがいのあるお仕事だと思います。
「単調な事務仕事をこなすのにはもうウンザリ!人の役に立ちたい!」
「接客経験を活かしてステップアップしたい!人の幸せに貢献したい!」など、
ウェディングプランナーへの転職に迷っている人は、ぜひ一度求人だけでもチェックしてみてください。
元ホテル業界勤務の私がおすすめする転職エージェントは、以下の2つ。
①リクナビNEXT
業界最大手で掲載求人も多く、どんな求人があるかとりあえず見てみたいという人におすすめ。
専門式場より、ホテルのウェディング部門の求人が多く掲載されています。
②DODA
実際にエージェント担当さんに相談に行くならここ。
リクナビよりも面談のフォローが手厚いといった口コミもあります。
(株)エスクリ、(株)テイクアンドギブニーズ、(株)ディアーズブレイン、(株)Plan Do Seeなど、リクナビNEXTよりもブライダル業界大手の求人数が多いです。
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